新幹線が負ける場所

展示会シーズンになると、全国各地から東京ビッグサイトに人が集まりますよね。

私も出張で何度か行っていますが、ふと気になったことがあります。

「新幹線と飛行機、どっちが早く着くんだろう?」

名古屋からだったら、まあ新幹線でしょう。

福岡からだったら、さすがに飛行機かな。

じゃあ、その「切り替わるポイント」って、どのあたりなんでしょうか。

「4時間の壁」って聞いたことありますか?

交通業界では有名な話で、新幹線の乗車時間が4時間を超えると、飛行機のほうが選ばれやすくなるという考え方です。

JR東海の発表によると、東京〜大阪間(新幹線で約2時間30分)では、新幹線と飛行機の利用比率はだいたい85対15。

圧倒的に新幹線が強い。

これが東京〜岡山(約3時間10分)になると70対30、東京〜広島(約3時間50分)だと68対32。

新幹線がまだ優勢ではあるものの、飛行機もじわじわ追い上げてくる。

新幹線 vs 飛行機 利用比率

東京〜大阪(約2時間30分)

🚄 85
✈ 15

東京〜岡山(約3時間10分)

🚄 70
✈ 30

東京〜広島(約3時間50分)

🚄 68
✈ 32

東京〜博多(約5時間)

🚄
✈ 90

でも、ちょっと待ってください。

飛行機って、乗ってる時間だけ見れば新幹線より全然短いですよね。

東京〜大阪でも飛行時間は1時間ちょっと。

なのになぜ新幹線が強いかというと、「空港までの移動」と「手続きの時間」がかかるからなんです。

空港アクセスが勝負を分ける

飛行機に乗るには、まず空港まで行かなきゃいけない。

さらに保安検査を通って搭乗口まで行って…と、乗る前だけで30分〜1時間はかかります。

到着してからも、空港から目的地までの移動がある。

ここが新幹線との大きな違いです。

新幹線は駅に着いたら、もうそこが街の中心。

✈️→🏙️

福岡空港→博多駅

5分

地下鉄ですぐ!

✈️→🏙️

広島空港→広島駅

50分

バスで遠い…

つまり、空港が街から遠いほど新幹線が有利で、近いほど飛行機が有利。

単純な距離だけでは決まらないんですよね。

じゃあ、東京ビッグサイトだとどうなる?

展示会で全国から人が集まる東京ビッグサイト。

ここは東京駅じゃなくて有明にあるので、ちょっと事情が変わります。

新幹線ルートだと、東京駅からゆりかもめかりんかい線で約30〜40分。

飛行機ルートだと、羽田空港からリムジンバスで約25〜30分。

実は、羽田空港のほうが東京ビッグサイトに近いんです。

これ、飛行機にとってはけっこう有利なポイント。

普通の「東京駅が目的地」のケースと比べると、飛行機の分がちょっとよくなります。

ざっくり整理すると、こうなります

🚄 新幹線が有利

名古屋・大阪・金沢
仙台・盛岡・新潟

⚡ 微妙なゾーン

広島・山口
秋田・青森

✈️ 飛行機が有利

九州全域・北海道
四国・沖縄

面白いのは秋田や広島で、新幹線で約3時間50分。4時間の壁ギリギリです。

利用比率もほぼ半々で、まさにボーダーラインの街なんですよね。

結局、境界線はどこ?

ひと言でまとめると、新幹線で3時間半〜4時間かかるエリアが切り替わりゾーンです。

東海道・山陽方面なら広島と山口の間。

東北方面なら秋田・青森あたり。

ただし東京ビッグサイトが目的地の場合、羽田空港からのアクセスが良い分、通常よりほんの少し飛行機が有利になります。

出張の計画を立てるとき、「いつも新幹線だから」と決め打ちせずに、一度飛行機も調べてみると意外な発見があるかもしれません。

移動手段の「最適な選び方」って、実は仕事でもよくある話です。

たとえば工場や倉庫での搬送作業。

「人の手でなんとかなっている」と思い込んでいたけど、実はリフト機器を使ったほうがずっと早くて安全だった…なんてケース、けっこうあるんです。

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もし現場の搬送で気になることがあれば、お気軽にご相談ください。