穴の開いたストロー

こんにちは、日本ヴァリティーの阪口です!
ジュースを飲もうとしたら、ストローに、小さな穴が開いていた。
いくら吸っても、ジュースが上がってこない。
聞こえるのは、空気の音だけ。
そんな経験、ありませんか?
(子どもの頃、わざと穴を開けて遊んだ方もいるかもしれません)
たった1つの小さな穴で、ストローは、ただの筒になってしまいます。
今日は、そんな「穴」と「吸う力」の話をお伝えします。
穴から、空気が入る
ストローで飲めるのは、口で吸って、ストローの中の気圧を下げるから。
すると、外の空気がジュースの表面を押して、ジュースが上がってきます。
ところが、液面より上に穴があると、ジュースより先に、穴から空気が入り込む。
中の気圧が下がりにくくなり、ジュースが上がってこないワケです。

紙袋は、穴の開いたストロー
実はこれ、真空吸着で荷物を持ち上げるときも、同じ事が起きます。
吸着パッドで荷物を吸うと、パッドの中の気圧が下がり、外の空気が、荷物をパッドに押し付けてくれます。
ところが、紙袋を吸うと、吸われた紙袋が変形して、シワができます。
そのシワと吸着パッドのすき間から、本当は入ってほしくない空気が、入り込んでしまう。
言ってみれば、
「穴の開いたストロー」
を吸っているようなもの。
難しいのは、重さだけではありません。
すき間ができやすい荷物は、特に手強い相手なんです。

漏れるなら、もっと吸えばいい
では、どうするか。
答えはシンプルで、漏れる分を補うだけの空気を、吸い出し続ければいい。
我々が扱うスウェーデンのTAWIのバキュームリフターも、
すき間から空気が入りやすい荷物には、ポンプの流量を大きくして、漏れを補います。
さらに、吸着パッドの周りにゴムのスカートを付けて、スキマを減らします。

だから、吸えるのはツルツルの面だけではありません。
紙袋や樹脂袋のように、柔らかくてシワができやすいモノ。
木材や石材のように、表面に凹凸があるモノ。
もちろん、段ボール箱や、ガラス・樹脂の板も得意です。
こうした荷物も、しっかり吸着して持ち上げられます。


どんなパッドを使い、どれくらいの流量で吸うか。
荷物に合わせて、その組み合わせを考えるのが我々の仕事です。
我々は、吸着パッドなどのカスタマイズの設計・加工から、現場の施工まで、日本国内で行っています。
日本ヴァリティーでは、このTAWIの技術を使った、イージーリフトなどの省力化機械をご提案しています。
重量物を、ほとんど力を使わずに、持ち上げて移動出来ます。
もちろん、持ち上げられる重さには、機械ごとに上限があります。
ただ、荷物の材質や表面によっては、吸着が難しい場合もあります。
合うかどうかは、実際の荷物で確かめるのが確実です。
「この荷物、吸えるのかな?」と思った方は、是非、お気軽にご相談下さい。

その荷物、吸えるか
相談してみませんか?
紙袋、木材、段ボール箱など。
他にも、荷物に合わせた特注の
吸着パッドを製作できます。
まずは、お試しの吸着テストから。
【10/14〜16】TOKYO PACK 2026 で
イージーリフトを展示します

弊社のパートナー企業、株式会社A&Cサービスさんのブースで、イージーリフトを展示します。
スター精機さんの袋を吸着するロボットに、TAWIの真空ポンプと吸着パッドを組み合わせたデモも予定されています。
私(阪口)も、ブースにいるかもしれません。
お近くにお越しの際は、是非お立ち寄り下さい。
・会期:2026年10月14日(水)〜16日(金)10:00〜17:00
・会場:東京ビッグサイト(小間番号 7M29)
・入場:事前の来場登録で無料(当日登録は1,000円)
